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東日本大震災国際会議

 

東日本大震災国際会議

2014年3月11日~14日、日本基督教団は仙台の東北学院大学で、原子力安全神話に対抗して「-フクシマからの問いかけ-」という主題で東日本大震災国際会議を開催した。この会議には、世界各国と日本から約200人が参加して、開会礼拝とメディテ-ション、講演とパネルディスカッション、現地での報告、そしてグループ・ディスカッションの後、閉会礼拝で終わった。

大震災3周年礼拝と記念講演は一般公開され、550人が集まった。姜尚中教授(聖学院大学学長)は、「犠牲のシステムを超えて-ミナマタ・ヒロシマ・フクシマ-」という題での講演の中で、“今の時代にマイノリティであるキリスト教の役割は方向性を知らしめる事である”と述べた。基調講演で、島薗進教授(上智大学)は、「原子力発電の非論理性と宗教からの声-福島原発災害後の苦難の中から-」と題して、“急速な経済発展の途上で、「効率」という安易な基準に流され、道筋を見失っている”と指摘した。また、近藤勝彦牧師(前東京神学大学学長)は、「エネルギー政策転換のカイロス-キリスト教神学の視点から福島原発事故を考える-」という題で神学の観点から講演した。

現地からの報告は、会津放射能情報センターとアジア学院、海外教会(ドイツ、台湾、韓国、スイス、アメリカ、ドイツ、カナダ)からあった。海外から来日した参加者たちは、被災地の現場をスタディツアーしてから帰国した。

在日大韓基督教会では3人が参席した。メディテ-ションでは、金炳鎬総幹事の祈祷後、李明信牧師(山形教会)が“命を選びなさい”(申命記30章19節)と題して説教した。そして、外国人被災者支援プロジェクトで実際に出会った移住女性たちのエピソード(許伯基牧師作成)の朗讀された。

(報告:李明信、山形教会)

※全体写真提供:日本基督教団東日本大震災国際会議全体写真

 

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