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<全国教会女性連合会> -東北ボランティア-

 

全国教会女性連合会>

-東北ボランティア-

 

体験記Ⅰ、 李恩順(布施教会)

 10月8日から11日、全国教会女性連合会による東北ボランティアが実施され、6名が参加しました。私は9月に、今回のボランティアの件を知り、広島の土砂災害の直後でもあり、関心を持っていたので、初参加を決めました。

10月7日夜に、仙台に着き、日本基督教団東北地区被災者支援センターエマオ石巻を拠点にして、ボランティア活動をしました。初日はエマオ仙台に寄ってエマオ石巻に行きました。日本基督教団救援対策本部の方針に基づいて運営されているエマオの働きを知り、とても感動しました。エマオ石巻での4日間は祈りで始まり祈りで終わりました。

ボランティアをするに際して、心と体は自分の責任において自己管理が必要ということを教わりました。フィールドワークで行った大川小学校では、津波が来るまでに50分あったにもかかわらず避難することなく、校庭で108名中74名の児童と13名中10名の教師が亡くなったことを聞きました。やるせなさといたたまれない思いで胸が一杯になりました。リーダーの判断の重要性も痛感しました。

海岸沿いを車で移動しながら、リアス式海岸というこの地方の地形が、入って来た海水の逃げ場をなくしたため被害が大きかったと聞きました。普段は平穏で養殖にも適した環境だったのに、津波によって全滅したのですから、そのむなしさを考えたら黙ってしまうしかありませんでした。どこを訪問しても、直後はがれきでいっぱいだったろうと、ニュース報道を思い出しました。原発がある女川町にも行きました。丘の上の病院の柱、3メートルぐらいの所まで津波が来たそうで、すさまじさを実感しました。倒壊した鉄筋コンクリートのビルは、まだそのままでしたが、それでも復興が比較的に早く進んでいるようでした。

4日間のワークを終え、12日から14日は宮城県と岩手県の沿岸部を移動しながらのフィールドワークをしました。主日には日本キリスト教団・大船渡教会の礼拝に出席し、三陸鉄道にも乗り復興を肌で感じました。また、立石寺(山形県)にて松尾芭蕉の奥の細道に思いを馳せました。

台風の影響も受けることなく、天候にも恵まれ、参加者全員が元気によい体験をすることができました。企画・準備してくださった皆様、現地にてサポートして下さった皆様に感謝いたします。帰阪後、普通の生活に戻っても、東北の話題が聞こえると特別な気持ちになりますし、関心を持ち続けていきたいと思います。

目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。わたしの助けはどこから来るのか。わたしの助けは来る/天地を造られた主のもとから。」(詩編121:1~2)

体験記Ⅱ、「小さな経験から」、金順植(堺教会)

ボランティア1日目、昔は商店をしていたという86歳の女性の家の掃除をしたときのことです。今は店を閉めて物置がわりに使用している広い空間にはたくさんものがあり、家具や道具などすべてに泥が積もっていました。バケツで掻き出し、雑巾でふき、隅々まで磨きました。ふだん手が回らないところまで、ピカピカにしました。奉仕者の一人が使い物にならなそうないくつかのものをゴミ箱に入れたところ、女性の顔色がサッと変わり、取り出して持って行かれました。

私たちにはゴミに見えても、その方には思い入れのある大切なもの。ボランティアは押し付けではなく、相手を優先し、配慮することの重要なのだと知りました。大地震から3年半以上たちましたが、まだまだ人々の心には消すことのできない傷や寂しさがあることも実感しました。尊い機会が与えられたことに心から感謝しています。

【行程】

ž  10/8フィールドワーク長面浦(ナカズウラ)湾方面

ž  10/9個人宅の泥洗浄(家財道具など)、Mamas子育て支援センターの補助

ž  10/10午前:岩井田団地、大森仮設住宅周辺の補助、午後:日本ナザレン教団友愛ホーム(学童保育)の補助

ž  10/11仮設住宅にてお茶っこ、エマオ石巻を隅々まで掃除

ž  10/12日キ大船渡教会礼拝出席

ž  10/13-14フィールドワーク(三陸鉄道、山寺など)

 

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