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私たちは、指紋押捺と顔写真の強制登録に再度、反対します

 

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私たちは、指紋押捺と顔写真の強制登録に再度、反対します

私たち在日大韓基督教会は、1980年以来、外国人への差別の象徴であった「外国人登録法」(外登法)の抜本的改正を求めてきました。とくに、その指紋押捺制度に反対し、多くの教会員が指紋押捺を拒否することを通して、あるいは裁判を通して、外登法の思想を支えている日本の排外主義を批判してきました。在日外国人のこの痛みの叫びは、多くの良心的な日本市民の理解を得るところとなり、外登法による指紋押捺制度は2000年4月に全廃されました。
ところが、その指紋制度が、今度は「出入国管理および難民認定法」(入管法)改定によって復活し、実施されようとしています。
私たちが問題と考える「改定入管法」は、昨年、多くの反対の声にもかかわらず、また助ェな審議を得ないまま、短期間に成立されてしまいました。そして、今年11月20日からは、日本に入国・再入国する16歳以上の外国人に対して、指紋押捺および顔写真の登録の強制が実施されようとしています。
私たちは、入管法による指紋押捺と顔写真の強制登録に強く反対し、日本政府に対して、その実施を中止するよう求めます。もし実施された場合にも、その中止を求める取り組みを継続していくことを、ここに楓セするものです。
日本に先んじて入国の際に外国人から指紋および顔写真の登録を強制している米国においては、行政監査院が、不適切なプライバシー管理など、そのシステムの脆弱性を指摘しています。そのような事実から私たちは、日本において実施される同様のシステムによって外国人が被る可柏ォが高い物理的・精神的な被害に対して、憂慮せざるを得ません。また、外国人を「テロリスト濫R」として見なすことによって、外登法の場合と同様、外国人に対する差別や偏見がさらに助長・煽動されることを危惧します。
今回、日本政府は、指紋押捺と顔画像を強制する外国人から特別永住者を除きましたが、私たちは、特別永住/一般永住などの在留資格の相違に関係なく、あるいは日本籍/外国籍の相違に関係なく、自分の庶嚔ヒを背負う行為として、入管法による指紋押捺および顔画像の強制登録に反対し、その撤廃に向けた取り組みを行なっていきます。それは日本社会のあり方に反発するという意図のものではなく、多様化しつつある日本社会に必要とされている「多民族・多文化共生社会」という、より豊かな社会の実現につながる道であるからです。
そしてそのことは、私たちキリスト者が目指す社会である、すべての人たちが神から与えられた命を輝かすことのできる神の国へと続く道でもあると確信するからです。

「わたしの後に従いたい者は、自分を捨て、自分の庶嚔ヒを背負って、わたしに従いなさい」(新約聖書 マルコ8:34)
「実に、キリストはわたしたちの平和であります。二つのものを一つにし、御自分の肉において敵意という隔ての壁を取り壊し、規則と戒律ずくめの律法を廃棄されました。こうしてキリストは、双方を御自分において一人の新しい人に造り上げて平和を実現し、庶嚔ヒを通して、両者を一つの体として神と和解させ、庶嚔ヒによって敵意を滅ぼされました」(新約聖書 エフェワ曹Q章14~16節)

2007年10月10日
在日大韓基督教会
第49回定期総会 総代一同

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