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<説教> 目標を目指してひたすら走る

 

目標を目指してひたすら走る(フィリピ3:13~14)

折尾教会 千奉祚牧師

 

私たちは、心の深い変化と信仰の大きな進歩をなすことによる幸福を望んでいます。パウロは、今日の御言葉で、切なる心でその祝福の道について教えてくれます。この教えをよく聞いて日々新しく変わり驚くべき信仰の成長を遂げる喜びがあるように祈ります。

 

1.イエス様を知る知識は、最も高尚な知識

パウロは、過去には人間的な幸福の条件を誇りし、律法を行うことで救いを得ようとしました。そんな彼がある日、イエス様に出会いました。その後、パウロは自分が最も大切に思っていた幸せの条件を完全に捨ててしまいました。キリストを知る知識があまりにも幸せであるので信じる前に大切にして好んでいたことを全部捨ててしまいました。ひいて、糞のように汚く有害なものであると見なしたのです。それは、それらが最も高尚な知識であるイエス様を知ることを妨げるものだったからでありました。パウロは、復活のイエス様に出会い自分の罪を悔い改め赦していただいた時、驚くべき天の喜びと幸福を味わいました。人生最大の喜びは、罪の赦しの喜びだったのです。

「韓国のシュバイツァー」と呼ばれた張起呂博士は、医師になった後、困難な隣人のために献身的な診療をしました。彼が八十歳の誕生日を迎えたときに、いくつかの人生の喜びについて話しました。第一は、結婚した後、息子を産んだとき天にも昇るような喜びを経験したとしました。第二は、孫基禎選手がベルリン・オリンピックのマラソン競技で優勝した時、民族的な喜びを味わったと言いました。しかし、それらよりも遥かに勝る喜びは、イエス様を救い主として信じ、罪を悔い改めて罪が赦されたという確信を持ったときの喜びだと言いました。前述の喜びはこの喜びに比べれば本当に取るに足らないものであったと言いました。

主イエスよりも貴重なものはないのです。英国の電気分解に対する優れた理論家であるハンプリーデイビー博士(1778-1829)は、世で最も貴重なものについてこう言いました。

「私は他人の精神力、天才性、権力、富を羨まない。私にとって最も大切なことを選択しなさいと言われたら、私はイエス・キリストへの信仰を選ぶだろう。信仰は、人生の善を訓練させ、希望が衰える時に新しい希望を与え、生と死を悟らせてくれ、屈辱と恥を天国に向かう梯子になるようにし、永遠の喜びを与える。」

私たちは、善い行いや世的な祝福によって真の幸せを得ることができません。キリストの十字架の赦しを信じる信仰によって天国の幸せを享受できるようになるのです。私たちが、打ち砕かれた心を持って自分の罪を悔い改め、十字架の憐みを信じる道を歩むことで心の深い変化と真の幸せを存分に味わいましょう。

 

2.イエス様を知ろうとする目標を目指しての全力疾走

パウロは、キリストを知る知識がダマスコ途上で一度に全部得られたのではないと言います。イエス様をさらに知っていくという信仰の成長・進歩が大きな目標として待っているのです。競走選手は目標だけに向かって渾身の力を傾けなければ優勝することができません。そのように、クリスチャンがキリストを知る知識において成熟するためには、その目標への執念と絶え間のない努力が必要です。

パウロは、目標に到達して賞を得るために過去のことをすべて忘れ、また、将来の他の目標も全部捨てました。ただ一つの目標であるキリストを人格的に知っていることに集中していたのです。彼は、その目標に達すると、神様が賞を下さることを望んでいました。神様は賞を授けて下さるお方だからです。私たちの信仰が成熟するほど天の賞は大きいのです。マラソン選手たちは、メダルの受賞という望みという喜びのために全力を尽くし死の苦しみをも喜んで耐え忍ぶのです。私たちも天の賞を目指して、全力疾走ができるように聖霊の励ましを求めて祈りましょう。

愛の原爆と言われる故孫良源牧師が情熱的にイエス様を追求す言葉を聞いてみましょう。「私イエスの中毒者なければならない。アルコール中毒者は酒のみで生きて酒のゆえに死ぬようになり、アヘン中毒者はアヘンで生きてアヘンのゆえに死ぬようになるものだ、そのように私たちもイエスによって中毒され、イエスによって生きイエスによって死のう、私たちの全生活と命を主のために生きれば主によって復活される。主の僕だから主のためにのみ働く者となり、私の仕事にならないようにしよう。」

 

生きておられる復活の主イエス様が私たちを聖霊で満たして下さるように祈ります。私たちは、イエス様を知る知識が最高に高尚な知識だと確信しましょう。熱い情熱に燃えてイエス様を知りたいという目標を目指して全力で走ることと、また主が私たちに与えられた伝道の使命を全うすることができることを願います。

 

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