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2017年 全国教役者研修会

 

主題:教会改革-宗教改革500周年を前にして

2017年全国教役者研修会が、去る6月5日~8日、韓国ソウルの女伝道会館にて「宗教改革500周年と日本宣教の課題」という主題のもとで行われた。全国教会から60名の教役者が集い、主題講師として日本エラスムス学会で活躍している木ノ脇悦郎牧師(日本基督教団)をお招きして講演を聞き、宗教改革者ルター(白石大 朱燾洪教授)・カルヴァン(韓神大 全喆教授)・ツヴィングリ(長神大 林熙国教授)・エラスムス(木ノ脇悦郎牧師)の各宗教改革者達に対する発題を聞き,パネル・ディスカッションを行った。また韓国において宣教協約を結んでいる7教団を訪問するなど有益な研修会であった。

5日は、開会礼拝(説教:李聖熙牧師、蓮洞教会)後、「人文学者エラスムスの視点から」というタイトルをもって講師の木ノ脇悦郎牧師による主題講演が行われた。木ノ脇牧師は著作:『エラスムス研究-新約聖書パラフレームの構成と展開』、『エラスムスの思想的境地』などエラスムスの研究者として宗教改革の基礎を造ったことを説明し、宗教改革の重要な働きをしたにも関わらず、大きな評価を受けていなかったエラスムスのことを深く学べる有益な講演であった。

講演の中では「宗教改革初期の様子を見ると教会が抱えていた問題を超えて事柄が進んでいき、その中で決断しながら将来を見る必要が出てくるのは当然であるが、周辺の状況に流されて自分の立ち位置を失ってしまう危険と常に直面していることを理解しなければなりません。従って、エラスムスのようにこれは何のためであるか、問題の核はどこにあるかを常に点検しつつ現実に対処する必要があることを教えられるのです。日本の宣教を考える時に必要な視点が示されるように思います。」と語り、講演を結んだ。

6日は、宗教改革者(ルター、カルヴァン、ツヴィングリ、エラスムス)の思想や働きを発題して頂き、各発題者に講演を聞いた牧師達が質問する形式をとりパネル・ディスカッションを行った。

また、卓志一教授(釜山長神大)を通して「異端宗教の最近動向」と言う題で今韓国や日本で働いている異端の働きやその対策を学ぶことが出来た。

霊性集会は趙庚烈牧師(阿峴監理教会)の「イエスの心を持って武装しなさい」題の御言葉が語られ聖霊の働きが強く感じられる喜びの時間であった。

7日は、各教団の訪問をした。総会と宣教協力を結んでいる韓国の合同、基聖、大神、基監、 基長、統合、そして協約締結予定の高神本部の訪問があり、今までよりもっと深い絆を確認することが出来った。

水曜礼拝は、東崇教会で行い、この教会が派遣支援している沖縄教会の郭鏞吉牧師の御言葉と在日大韓基督教会の牧師たちの特別讃頌によって霊的に素晴らしい時間を送ることが出来た。

8日は、閉会礼拝(説教:金性済総会長)をもって研修会を終えた。 久しく韓国で行った研修会を通して今まで成長してきたが、これから激減していく韓国教会が、危機に直面していることから多くの考え、宣教の課題を抱いて帰ってきた。(報告:教育委員会)

 

 

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