AX

総会紹介

 

総会長挨拶


在日大韓基督教会(Korean Christian Church in Japan. 以下KCCJと表記)のホームページを訪ねられた方々へ私どもの教団を紹介したいと思います。

 

在日大韓基督教会(以下、KCCJ)は、日本に併合される2年前の1908年を宣教起点とする合同教会であります。2010年は日本に強制併合された時点から100年になります。KCCJでは強制併合100年に至って、神学考試委員会と歴史編纂委員会とが、過去の私ども自身のことを振り返りつつ、「KCCJの立場表明」を書き表します。

日本の帝国主義時代、東京の留学生たちが東京朝鮮基督教青年会(1906年11月5日設立。現、在日本韓国YMCA)においてキリスト教信仰を支えとし、当時の学問習得のことを祖国の独立へと繋げていたことでしょう。その留学生の一部が1908年YMCAとは別に、教会形成による信仰生活のために集まり始めたのが、KCCJの母教会である東京(連合)教会であります。最初から超教派的な出発でありました。海外韓人教会としては類を見ない、本国の長老教会と監理教会の合同の働きに支えられた、特定の教派主義ではないエキュメニズム精神を受け継いでいる教会と言えるでしょう。

日本全国、北海道から沖縄に至るまで、(関東33,中部12,関西29,西部15、西南10)99教会・伝道所を、実に多様な出身背景をもつ九つの教団において按手された111人(関東36・中部15・関西30・西部12・西南10・宣教師1・留学扱い7/そのうち無任所19)の教役者たちが仕えています。長老94人(関東26・中部8・関西37・西部15・西南8)。私たちKCCJのすべての教会・伝道所は、地域社会の中で主の福音をのべ伝え、またその生き方に倣いつつ、すべての教会の一致と和解のために呼び出されていることを、一時も忘れることはないでしょう。

また、日本の二つの教会(日本基督教団UCCJ・日本キリスト教会CCJ)、本国の七つの教会(基監KMC・基聖KEHA・基長PROK・大神PCKD・白石PGAK・統合PCK・合同GAPCK)とカナダ長老教会PCC・北米の三つの教会(米国合同キリスト教会UCC・米国長老教会PCUSA・米国改革派教会RCA)及び二つの同胞教会(海外韓人長老会総会KPCA・米国長老教韓人教会協議会NCKPC)など15の教会と宣教協約関係にあります。4月12日には、本国大田の漢南大学校とも協定を結びました(第二回常任委員会2010.4.6.承認)。

宣教2世紀に向ける、宣教協約に伴う具体的な宣教協力の実質化のために、宣教協約教団と各地方会の教会が新たに模索し合う動きが活発になることを願います。

私ども在日大韓基督教会は、同胞社会と共に苦難の場に立つ教会として、この日本の地に残された者(イザヤ書6章11〜13、7章3〜4、10章20〜23、28章5〜6)として、その宣教の使命に目覚めなければなりません。私たちは在日大韓基督教会が多様性の一致に基づく教会であることを信じております。

KCCJは、宣教100周年を迎え、神さまの導きと恵みになお感謝しながら、宣教の新たな2世紀に向けて、キリストにある豊かな希望を、在日の社会、また多文化家庭と分かち合える教会でありたいと思っています。

このホームページが、皆さまに必要でかつ、在日の正しい情報だけでなく、キリストの福音を伝えていける場にもなればと願うところです。

2011年11月1日

在日大韓基督教会

第51回総会期 総会長 金武士