新総会長に金鐘賢牧師選出 金柄鎬総幹事再任承認
大韓イエス教長老会(高神)との宣教協約締結調印
2117年10月8日(主日)~10日(火)、在日大韓基督教会第54回定期総会が、「福音をたずさえ、世にいのちと平和を」(ヨハネ20:21)という主題をもって神戸東部教会で開催された。
8日(主日)の午後7時から副総会長の尹聖哲長老の司会で始まった開会礼拝は、総会長金性済牧師が「剣と槍を打ち直して」(イザヤ2:1~5))という題で説教した後、副総会長金必順牧師の司式のもとで聖餐式が執り行われた。未自立教会支援のために献金があった後に、楊炯春牧師による「召天者」追悼の言葉と祈りが行われた。
会議の開会が宣言され2泊3日の定期総会日程に入った。先ず、機構改革委員会が常任委員会を通して提案された「全ての視務牧師、視務長老を総代にすること」を今回限りの特例として承認し、会順採択と議事運営委員が承認された後、前回定期総会会議録が承認されて一日目の会議が終わった。
二日目は、敬虔会(司会:張慶泰牧師、説教:李聖雨牧師)後、早速選挙に入った。選挙の前に常任委員会から提案されて承認された選挙に関する規則変更「総会長、副総会長、書記、副書記、会計までの任員全員を選挙する」にもとで選挙を行い、総会長に金鐘賢牧師(浪速)、副総会長 金健牧師(川崎)、呉永錫長老(東京希望キリスト)が選出された。引き続き総幹事選任に入り、金柄鎬牧師が2期目総幹事として承認され、4年間の任期を全うすることになった。その他の任員は,書記:趙永哲牧師(大阪北部)、副書記:中江洋一牧師(広島)、会計:李大宗長老(名古屋)、が選ばれた。任員選挙の間に内外来賓紹介があり、挨拶をいただいた。
美国長老教会(PCUSA)韓人教会全国総会(NCKPC)総会長 池善黙牧師、事務総長 朴性柱牧師、台湾基督長老教会 書記 張顕爵牧師、東京台湾教会 李孟哲牧師、基督教大韓聖潔教会 総務 金珍鎬牧師、韓国基督教長老会 総会長 尹世寛牧師、大韓イエス教長老会(統合)総会長 崔基学牧師、書記 金義植牧師、 日本基督教協議会議長 小橋孝一牧師、日本基督教団宣教幹事 大三島義孝牧師、日本基督教会大会議長 冨永憲司牧師。
今回特別に大韓예수教長老会(高神)との宣教協約が締結され調印式がこの場で行われ、総会長 金相碩牧師, 事務総長 具滋佑牧師が紹介され、また高神総会と協約を結んでいる日本改革派基督教会大会議長 小峰明牧師、常任書記 禰津省一牧師が紹介され挨拶と祝辞をいただいた。
引き続き、金武士牧師の司会で「旧·新任員交替式」が行われ、議長が金鐘賢新総会長に交代された。その後、各委員会と各機関の報告に進んだ。
今回の定期総会では、7つの分団に分かれて分科会が行われ、そこから委員長を推薦されてから新旧総会長、副総会長、各地方会長により調整された委員長が選任された。
宣教委員長:鄭然元牧師(大阪)、教育委員長:金仁果牧師(福岡)、社会委員長:鄭守煥牧師(豊橋)、神学考試委員長:金武士牧師(大阪西成)、信徒委員長:金迅野牧師(横須賀)、憲法委員長:洪性完牧師(つくば東京)、年金委員長:金秀生長老(名古屋)、財政委員長:李大宗長老(名古屋)、讃頌歌委員長:梁榮友牧師(武庫川)、監査:牟大盛長老(大阪北部)。
三日目は、敬虔会(司会:崔和植牧師、説教:朴栄喆牧師)から始まり、議事に入って各委員会の組織後、委員会が行いの活動計画の報告と質疑討議がなされた。三日間決議された主な献議案は、①今回の定期総会に限り全視務牧師と長老を総代にする件。②任員選挙には書記、副書記、会計まで選挙で選任し、各委員会の委員長は分科会が推薦する者を考慮しつつ、新旧総会長、副総会長、地方会長が推薦し総会の認准で選任する件総会規則改正の件。③大韓イエス教長老会(高神)と宣教協約締結の件。④財政、年金に関する総会負担金規定の件(年金を外して)。⑤その他、KCC,RAIK,西南KCC、在日総会神学校の理事、監査承認の件 ⑥前回(第53回)定期総会で可決された憲法改正の件(憲法第33条(長老)1項(依頼辞任)、戒規第4条(懲罰)4項(免職)の最終採択の件が承認された。
最後の予算案審議に関しては、原案が年金を含めて予算であったため、年金を外してから新たな予算案を次期常任員会に提出し承認することにし、閉会礼拝に移った。副総会長に金健牧師の司会、副総会長呉永錫長老の祈祷、総会長の金鐘賢牧師の「福音をたずさえ、世にいのちと平和を」(ヨハネ20:21)という題目で説教と閉会が宣言された。
場所を提供し、あらゆる奉仕をしてくださった神戸東部教会、西部地方会の女性会、礼拝ことに伴奏の奉仕をされた 梁律子執事、当時通訳の金明均牧師、李相徳牧師、石橋真理恵伝道師、海外来賓の空港迎えと市内観光、映像の奉仕などにご苦労された李承厚牧師、金忠洛牧師、李重載牧師、申容燮牧師、許伯基牧師、特に席を離れず会議録書記として奉仕された朴栄子牧師、金仁果牧師に感謝する。(編集者)