7月1日(月)~2日(火)ホテルクライトン新大阪において、全国教会女性連合会第59回定期大会と四局合同研修会が「つなげよう、命と祈りのきずな~教会の再生のために~」のテーマのもとに開催され、全国から代議員70名と女性会員らが参加、総勢90名の参加者があった。
開会礼拝では金必順総務より「女性たちの連帯」(出エジプト記2:1-10)とのメッセージがあり、聖餐式が行われた。今大会では4年がかりの仕事となった憲章改定が行われ、改定案が大多数の賛同を得て通過した。
前大会では否決となったため、2年間をかけて各地方の大会ごとに会長、総務が巡回して説明、質問や意見を受け付け、訂正を加えてきたものである。その成果として代議員の理解と賛同を得ることができたのであろう。現代の実情にあわせスリム化と機能の充実化を目指して改正された「憲章」に基づき、改選された新体制のもと、よりよい女性会を目指していきたい。
また、役員改選があり、新しい体制で第59会期がスタートした。2007年6月より総務の重責を担ってきた金必順牧師(堺教会)が辞任し、後任として朴栄子牧師(豊中第一復興教会と兼任)が承認された。
新役員は以下の通り。会長・金英淑(大阪)副会長・金貞子(小倉)書記・崔美恵子(武庫川)副書記・宋福姫(名古屋)会計・金恵玉(川崎)副会計・文仙伊(大阪)財政局長・鄭仁仙(岐阜)教育局長・曺永恩(京都)宣教社会局長・沈貞児(神戸)電話相談局長・林芳子(大阪)会計監査・許清子(京都)、朴英子(神戸)
研修会においては、洪性完総幹事より「KCCJの問題点を探る」、金錦順長老(前宣教局長)より「教会の再生のために」、朴栄子総務より「風通しのよい教会を目指して~ふたつの提言~」という発題があった。その後、同じテーマでのグループディスカッションと全体討議もあり、活発な議論が繰り広げられた。各教会、各地方会で様々な問題が起こっている中、女性会員たちの話し合いは白熱したものとなった。閉会礼拝は信徒委員長の中江洋一牧師(広島教会)より「安心して行きなさい」(マルコ5:21-34)と題しての説教がなされ、2日間の大会・研修会は幕を閉じた。(報告:朴栄子)