<中部地方会・関西地方会> 青年部
「春の合同修養会」開催
去る5月4日(主日)から5日(月)、岐阜県の「サウンドロッヂ伊吹」にて、中部地方会青年部(以下、中部連) と青年会関西地方連合会(以下、関連)による「春の合同修養会」が20名参加して行なわれた(中部連13名、関連4名、全協1名、牧師2名)。
李元重牧師(京都東山伝道所、青年部長)による開会礼拝「神と共に歩んだ人」(創世記6:9~22)が行われ、大きな励ましにより合同修養会が始まった。この会には、初顔合わせとなる青年も多かったが、共に夕食を分かち合いながら、食事を終わる頃には地方会間の壁はほとんど感じられなくなった。
その後、尹善博牧師による講演が行われた。「信仰のかたちの模索」(自分のイエス・キリストのイメージ~何故クリスチャンなのか~を考える)をテーマに、ワークショップ形式で様々な問いを青年に投げかけ、改めて自らの信仰心と向き合える時間となった。
晩祷は中部連が担当し、讃美歌の意味をみんなで「噛み締めなおす」時を持った。主への、主からの愛を謳った歌詞が朗読され、実際に聴き、青年一人一人が「自分の人生」と「主の愛」を結ぶ言葉を表現した。さらに、夜は交流会を行い、青年会全体の仲を強く深め一日目を終えた。
二日目は、関連会長の全聖一による発題で始まった。その後、全協プログラムのワークショップを行った。みんなの好きな聖句を持ち寄り、写真を使いながら聖書物語を再現し、岐阜の自然溢れた土地で体を使いながら聖書に向き合った。そして李元重牧師が閉会礼拝「この世の慰むとして生きる」(創世記5:28~32)も担当し、青年への祝福の祈りを持って合同修養会を終えた。
昨年、中部連は人数が少ない中、関東地方会の青年と合同修養会を行い、その再興への足掛かりを得た。そして今年、関東からいただいたものを受け、関西と互いの足りないものを相補し、両地方会を活性化するような修養会を持つことができた。これは在日の青年会全体が持続的な組織となる一つの可能性であった。
地方会間が強く結びつき、一地方会が不活性な時に互いに勇気づけあい補い合う。このような構造がこれからの在日大韓基督教会青年の一つの希望となり、そこにおける主の介在が青年一人ひとりの恵みと導きになることを祈る。
(報告:金祥宇)