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선교위원회

2013年度 総会神学生及び加入宣教師研修会

掲載日 : [13-03-15]   照会数 : 12676










2013年度総会神学生及び加入宣教師研修会が「在日総会神学校」主催で3月11日(月)から15日(金)まで関東地方会で開催された。研修会は総会神学校での集中講義とフィールドワークを通してKCCJの設立理念、在日同胞、そして国際化により多様化されている日本社会での福音のありかたについて深く学ぶことができ、まさに“今日の福音を学ぶ神学生”やこれから日本で伝道を始めようとする宣教師にとって最も有意義な研修会であった。

初日(11日月曜日)、開会礼拝は午後三時から金武士牧師(大阪西成教会牧師・在日大韓基督教会総会長)の説教をもって開会礼拝が行われた。その後 総会神学校での受付が終わると、一番目の集中講義は洪性完牧師(総幹事)における「総会の組織・現況について」講義を通してKCCJの現状や宣教理念、エキュメニカル性、多様化社会での福音のありかたについて深く学び語り合う時間をもたらされた。夕食は関東地方会からの歓迎・懇親会としてよばれ、関東地方会で活躍している教役者達からの励ましと美味しいごちそうをもって良き交わりの時間がもたされたことを感謝している。

二日目(12日火曜日)は、集中講義として、金武士牧師の「手ごわい日本人の宗教観」を通してどれだけ日本で福音を伝えることが大変なのかを思い知らされ、鄭然元牧師の「総会憲法」を通して教会法のあり方を、朴憲郁牧師の「KCCJ宣教理念」を通して在日同胞の現状と今後の宣教課題のチャレンジを受けた。特にこの日は総会神学校卒業式(卒業者:権憲勲)と入学式(入学者:ソンヨンヒ)を我が総会における神学生と宣教師達とともに祝うことが出来、神様に感謝している。

三日目(13日水曜日)からは、呉寿恵先生の集中講義「KCCJにおける女性伝道者」を持って理論の授業を終え、さっそくフィールドワークにでかけた。先ずはKCCJの母体となる東京教会を訪問、それから郡山伝道所へ向かった。我々はボランティアを通しての交わりで教会に集うようになった郡山伝道所の日本人聖徒達の話を聞かれ胸を打たれた。この日の水曜祈祷会は朴正根牧師と聖徒達の熱い賛美と共に高誠伝道師の説教をもって行われた。

四日目(14日木曜日)は、郡山市内から遠くない場所にある被災者の暮らしている仮設住宅地で炊き出しのボランティアを行いながら東北大震災で家族や住処を失い悲しんでいる人々の辛さを分かち合うことができた。その後 我々は水戸教会に行き、震災の苦しみの中からリバイバルに励んでいる水戸教会に感動させられたうえ、ごちそうと歓迎を韓在文牧師と聖徒たちから受けることができた。さらにその晩は林鮮享牧師の説教をはじめ、趙ハンナ伝道師を中心とする恵み深い賛美集会がもたらされたことを神様に感謝している。

最終日(15日金曜日)には、筑波東京教会を訪問し、留学生と研究員を中心とする教会の特殊な現場を見学し、最終訪問先である船橋教会へ向かった。船橋教会では、趙重來牧師と信徒達の歓迎とご馳走をいただいた後、教会の紹介と趙牧師からのありがたき励ましのメッセージを賜わることで、4泊5日の研修会を神様の恵みの内で無事に終えることが出来た。

今年の関東地方での研修会は各教会の特徴、特に韓国人ニューカマーや留学生、そして移住外国人、ダブル(混血)の多いインターナショナルな社会情勢の中で宣教的使命を持ち伝道に臨む牧会者と教会を通して在日大韓基督教会のありかたと、今後の課題を考えさせられる いいきっかけになった。さらに、東北の地で、隣人と共に苦しみを分かち合い、愛を持ってイエス・キリストの福音を必死に伝える同役者がいることをなによりもの誇りに思えた。この研修会のはじまりから最後までもてなしてくれた韓聖炫牧師をはじめ、祈りと援助で支えてくれた関東地方会と各教会・教会員に感謝し、この全てを祝福してくださった神様に感謝する。


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