関西地方会第63回定期総会が5月29日(火)、大阪教会において開催された。
開会礼拝は副会長・金容贊長老の司会のもと、釜山東老会会長の李相鵬牧師から「愛によって」(Ⅰヨハネ4:7-12)と題する説教がなされた。その後、副会長・朴龍洙牧師の司式で聖餐式が執り行われた。続いて会長・趙永哲牧師の司式で牧師按手式(尹善博伝道師)、伝道師認許式(高誠氏)、宣教師加入式(李元重牧師)、地方牧師委任式(金大賢牧師)が挙行された。
その後、総代89名中73名の出席を確認し、議長・趙永哲牧師より開会宣言がなされた。来賓紹介及び祝辞を行い、①日本基督教団大阪教区 総会副議長 小笠原純牧師、②日本キリスト教会近畿中会 議長 持田克己牧師、③大韓イエス教長老会 釜山東老会老副会長 徐京德長老、④在日大韓基督教会 総会長 金武士牧師、⑤在日大韓基督教会 西部地方会 副会長 金鍾権牧師の祝辞を受けた。
午後からの議事では、第62回定期総会会議録、各部報告、監査報告と決算報告がなされ、それぞれ承認された。続いて議長より、第51回定期総会において憲法委員会からの献議案として決議された、地方会規則第5条(職務)改正についての説明があり、関西地方会規則第4章(職務)第5条(職務)9項(牧師の招聘)の6に「牧師が委任を受ける前に着任・居住および牧会奉仕することは、地方会の承認をえなければならない」を加えることが3分の2以上の賛成にて、承認された。
また、献議案①長老増員請願(京都2名、京都南部5名、大阪西成3名、大阪3名)、献議案②日本サラ伝道所解散の件、献議案③関西地方会規則第3章(総代)の規則改正案(各部部長の総代権)が、それぞれ承認された。献議案③の詳細は以下の通り。
【現行条文】
第3章 総代
第4条 総代と準総代
1.地方会総代は、視務牧師、視務長老と女性会代表5名とする。但し、1)各教会で洗礼教人20人当たり1人の比例で選定された長老数が不足する場合は、伝道師、勧士、按手執事、署理執事で補選することができる。2)女性会代表5名は、総代3分の1以上が女性になる場合には削除する。
【改正案】
第3章 総代
第4条 総代と準総代
1.地方会総代は、視務牧師、視務長老、部長、女性会代表5名とする。但し、1)各教会で洗礼教人20人当たり1人の比例で選定された長老数が不足する場合は、伝道師、勧士、按手執事、署理執事で補選することができる。2)女性会代表5名は、総代3分の1以上が女性になる場合には削除する。
(2.は現行条文通り)
閉会礼拝は副会長・朴龍洙牧師の司会のもと、会長・趙永哲牧師の説教(エフェソ4:1-4「聖霊による一致」)と祝祷がなされ、定期総会が恵みのうちに終了した。
(報告:書記・朴栄子牧師)