関西地方会「第3回サンクス・フェスティバル」開催
関西地方会女性部・壮年部・青年部の3部合同企画「第3回関西サンクス・フェスティバル」が10月21日午後4時から京都教会で150人を超える関西地域各教会教友の参加を得て開かれました。一年間守ってくださった主に感謝するとともに、教会の垣根を越えて、その感謝を社会的弱者に返すべく開催されてきました。今年の主題は新入管法等の施行を受け、約8万名にも上るとされる非正規滞在者等への管理体制強化と教会として何ができるかということを一緒に考えることにしました。
第一部礼拝では金必順牧師より「周縁化された者への愛」(レビ記19章33-34節)の題で御言葉を受けました。「あなたたちもエジプトの国においては寄留者であった」という御言葉には多くを考えさせられました。第二部では神戸教会の白承豪長老(弁護士)を講師に、「新入管法と教会の役割」について講演を受けました。非正規滞在者の公的身分証明がなくなり、最小限度の人道上の配慮も受けられない可能性があること、今後、当局の対応を見守りながらイエス・キリストの弟子としての役割を模索すべきことが話されました。第三部では、関西青年連合会・京都教会留学生会の合唱「君は愛されるため」と、ピアニストの崔理英姉妹(京都教会)の演奏「ショパン バラード第1番ト短調Op.23」、崔姉妹と金仁姫勧士(京都教会)によるピアノと踊りのコラボレーション「天涯之児」が演じられ、至福のひと時を持つことができました。