西南地方会連合「クリスマス音楽礼拝盛了」
12月9日アドベント第2主日、山口・九州・沖縄県の10教会と1開拓伝道集会の内8教会の100余名が集い、連合クリスマス音楽礼拝(教会女性連合会・青年会主催)が開催された。時折粉雪が舞い寒風吹きすさぶ中、在日の歴史が刻まれた下関教会にて久しぶりに、また初めて会う主にある兄弟姉妹がクリスマスの喜びを分かち合った。李好子教育部長(小倉)司会による1部礼拝では、鄭在植牧師(下関)が「神さまから大きな喜びを与えられたのであるから、私たちがまた大きな喜びを人々に告げ知らせましょう」と説き、連合聖歌隊34名(指揮/南愛子勧士:福岡中央)が力強い歌声でクリスマスの喜びを歌い上げた。そして、参加者一同が声と心を合わせて主を讃美し権寧国女性部長の祝祷をもって礼拝を終えた。2部は福岡中央教会青年達のリードによる讃美合唱の後、鄭亨通君(小倉青年会長)の司会により各教会の全参加者が順次登壇し、合唱、独唱、ダンス等で拍手喝さいを浴びた。最後に在日2世男性長老4人によるアカペラ四重唱の特別出演があり思わずアンコールの声が掛る。下関教会の真心こもったユッケジャンを始めご馳走で胃も心も幸せいっぱいにして頂き、笑顔と嬉しさにあふれた祝賀会であった。
1世のオモニ・アボジの姿は見えず世代が移り変わり、2~4世、在日歴30余~1年弱のニューカマ―、日本人、留学生、多様な今を象徴する集いであった。最後に金幸子西南女性会長が共にクリスマスの喜びを声高らかに讃美できたことの喜びと感謝の挨拶をし、青年部長辛治善牧師(別府教会)の祈祷をもって約3時間半の集会を終えた。参加出来なかった沖縄・熊本教会、信徒を覚え、来年は共にクリスマスの喜びを分かち合いたいとの思いを共有しそれぞれの遣わされている町へ帰途についた。(報告者:崔聖実)