<関西地方会>聖歌隊連合会
邑久光明園 家族教会 訪問
9月17日(祝日)、関西地方聖歌隊連合会(関聖連)19名と大阪教会 少年少女合唱団リトルジェイズ12名、父母、2名の牧師、合わせて38名が 岡山県長島ハンセン病国立療養所の日本基督教団光明園家族教会を訪問して合同礼拝を行った。この訪問礼拝と交流は今年で17回目を迎え、関聖連の恒例行事である。
ちょうど台風が襲来し、ハイウェイが閉鎖になったりなど、ハプニングがあった。しかし、約50名の天使を光明園に来ることができるように、特別な導きがあった。神様が一番この場所を愛し、イエス様がこの場所におられることを伝えられた。
一部礼拝は、裵貞愛執事(大阪北部教会)の司会で始まり、リトルジェイズの「主はひつじかい」「ホサナ」の讃美、続いて関聖連が「讃美歌メドレー」を讃美した後、朴龍洙 牧師(京都教会)が「最悪の環境を最上の環境へ」(使徒言行録16:19~32)と題してメッセージをされた。
神様は人生の重荷を、最悪の環境の所から最高の状況へと変えて下さる奇跡を与えて下さる。光明園という場所はそういう所であると思う。多くの教会、兄弟姉妹の心を動かせて下さり、このように訪問させているみなさんの存在そのものから、多くの恵みを与えて下さっている。 ローマの信徒への手紙8章28節の御言葉と共に、明日命があるかどうかわからない状況の中でも神様が用いて下さることに感謝と祈りと讃美をささげましょう!と語られた。
その後関聖連は、神様にささげる讃美を通して光明園家族教会の信徒の上に大いなる神の愛をわかち合い恵みに満たされるようにと祈る思いで「내 주를 아는 것은 (我、主を知ることは)」「주께 감사드리세 (主に感謝を)」の讃美をささげた。
光明園家族教会の金地(かなじ)長老は、関聖連が毎年訪問していることに神様の愛の御手があると感謝のお祈りをされ、金必順牧師の祈り、朴龍洙牧師の祝祷で礼拝は締めくくられた。
礼拝後は、李相萬長老(大阪北部教会)の司会で交流会が行われた。家族教会はポカリスエット、関聖連からは手作りケーキが提供された。
金地長老は、1912年7月11日に家族教会が設立され神様の見守りによって創立100周年記念を迎えられたこと、現在、家族教会会員は30名で、平均年齢が85.6才であることを語られた。
その後、リトルジェイズは「ダビデとゴリアテ」、関聖連は「良きサマリア人」の寸劇をし、楽しいひと時を過ごした。最後に全員で「ふるさと」を合唱し、朴定夫長老(西成教会)の祈りでプログラムを終えた。神様の導きの恵みに満たされた感謝の一日であった。
(報告:崔朱里 大阪教会)