去る4月25日に岐阜市で起きた地震の余波により、それまで老朽化していた岐阜教会の建物が破損。
7月2日には右側の外壁の一部崩壊が発見され、専門家の診断を受けたところ、修復不可能であり、崩壊の恐れがあるということで教会堂と牧師館を余儀なく退去され、去る7月17日から日本基督教団華陽教会に臨時礼拝場所を設けた岐阜教会は、今まで信徒と各地の教会の祈りと支えによって教会再建(新築)に向けて建築募金を行なっている。
去る10月14日の総会常任委員会で総会内教会募金とエクロフ融資の申請が承認された岐阜教会は、再建策として、建築委員会を通して1997年に与えられた岐阜教会の土地に教会堂新築を進めており、来年の3月末に着工・9月末に入堂することを祈りの課題としている。震災当初岐阜教会の建築繰越し金は259万円しかなかったが、今は、主の導きの中、約3500万円近くの募金が集まっている。しかし、牧師館を2階に設けた上、全うな礼拝活動を行うためには、6000万円の建築資金が必要とされる。予測できなかった震災で、急いで会堂建築にあたり、資金集めが困難な状況であり、我が総会内教会の祈りと緊急援助の献身が求められている。5つのパンと2匹の魚の奇跡が主の恵みの中で起こることを切実に求められている。