全国教役者・長老2010年研修会が、6月7日(月)〜9日間、三重県の鳥羽市において開かれました。
教育委員会の主催でした。教育委員長をはじめ、教育委員会の働きに感謝いたします。ご苦労さまでした。私たちの、仕え合うという配慮と関心がKCCJがKCCJたらしめられる土壌造りにつながることでしょう。
57人(教役者32/長老24)の参加でしたが、活発な討論が交わされました。
日程:2010年6月7日(月)午後5時〜9日(水)11時30分
場所:扇芳閣 三重県鳥羽市鳥羽2丁目12−24
主題:「新しい歴史へ希望の歩みを!」〜在日大韓基督教会の復興と調和〜(テトス3章7節)
主題講演;原 誠牧師(同志社大学教授)
特別講演;李康平牧師(基督大学校総長)
次のように整理してみました。見落としたところについては、ご一報ください。
1.女性長老将立を活性化するため、どうしたらよいか。
制度的な整備が伴われなければならない。信徒委員会より、献議案を出す方向で準備を進めることになります。
2.教役者の謝儀の格差問題
お互い助け合う精神がかつてに比べると、欠けてきているのではないでしょうか。
1)年金改革
すべての教会・伝道所に前年度決算額の1%という年金の義務が果たされるよう、趣旨や意義を働きかける。
2)一教会・伝道所における視務年数に制限を設ける?
3.地方会及び総会への宣教負担金の一元化
求心力が落ちている。関心が薄れた原因とは?在日大韓基督教会の一員という、自覚ある行動が求められています。
1)地方会宣教負担金の未収金累積額が地方会1年間予算の30%を越えるところも
2)総会宣教負担金の未収金累積総額が総会年間予算の20%を越えている
総会は、各地方会の事情を勘案して地方会ごとの宣教負担金額を決めることになる故、共通の理解が得られる基準作りが急がれるでしょう。地方会ごとに共通の基準が適用されるべきかどうかについて議論を進めなければなりません。その議論の場とは、各地方会の定期総会開催に際して分科会を設けるのも、一つの方法でしょう。種々の献議案を夜のいくつかの分科会に振り分け、議論を尽くして献議案として決にかけるということになるでしょう。
在日大韓基督教会は、神に「一致と和解」のために召されている群れのはずなのに…。何を一致するのか、そのことについて見失っているような気がしてなりません。
教役者111名・長老94名(2010年総会手帳基準)を鑑みると、1/3に満たない参加ということについて皆が真剣に反省しなければなりません。
総幹事 洪性完