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西南地方青年連合会 春の修養会

掲載日 : [12-04-29]   照会数 : 3083













西南地方青年会春の修養会

2012年4月29日(主)~30日(月)福岡県津屋崎において春の修養会が開催されました。現在西南地方青年連合会は組織としては活動を休止しているため、今回は青年会全国協議会(全協)主催という形となりました。今回の修養会は、同じ地方のKCCJに連なる同世代の仲間とのつながりをつくり、西南地方連合青年会再生のきっかけにする、という目的のもと全協の地方会振興部が企画したものです。参加者は西南地方各教会(5教会)と、全協から4名の青年を加え、総勢27名もの青年があつまり、実りある時間を過ごすことができました。

西南地方青年担当の辛治善牧師任(別府教会)より開会礼拝のメッセージをいただき、1泊2日のプログラムが始まりました。初めて出会う青年が多く、特に留学生の参加者のなかには日本に来てまだ数か月という青年もいましたが、自己紹介を通したゲームでお互いの名前を覚えすぐに打ち解けていました。

ワークショップでは地方会振興部長でもある川崎教会の郭正勲青年より「信仰と表現」というテーマで講演行われました。ラップを通して自分を表現するという内容で「日本」「韓国・朝鮮」「信仰」「自分」という4つの言葉をつかい、参加した全員がラップの歌詞をその場考えリズムに合わせて読み上げていきました。リズムに合わせて自分の思いを吐き出すように表現するというラップだからこそ、素直な気持ちを表現することができていたのではと思います。全員のラップの歌詞はそれぞれの素直な思いがこもっていて、心熱くなる時間でした。

2日目も全体でのワークショップ・振り返り、津屋崎の海辺にてBBQが行われ、お腹も心もいっぱいになりました。そして全国の修養会や各教会の青年会の交流会を通じての再会を約束し、恵みの中で修養会を終えることができました。

西南地方は教会同士の距離も遠く、また就職や進学で地方を離れてしまう青年も少なくありません。このような状況で青年会の組織はなくなってしまいましたが、全国に同世代の信仰の友がいて、つながれることは青年期においてとても勇気づけられると考えています。私自身も全協・地方会振興部としての重要な役割を再認識した修養会となりました。また今回は留学生の参加も多く、参加者の1人は「韓国では教会に行っていなかったけど、日本に来て寂しいし生活が辛いから友達と教会に来るようになった。」と言っていました。青年間での使う言語が異なったとしても、信仰の友としてのつながりには変わりないし、お互いに新たな発見もあります。この出会いを大切に今後も全国の青年会としての活動を続けていきたいです。

最後にこの修養会を開催するにあたり、祈りととともに支援してくださった全国の信徒の皆様、特に西南地方青年部、西南地方女性連合会、2日目の食事の用意をしてくださった小倉教会の信徒の皆様に感謝いたします。これからも、全国の青年を覚え温かな支援をしていただければ幸いです。
報告者:朱美恵


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