<関西地方会>聖歌隊連合会
岡山邑久光明園家族教会訪問
2013年11月4日(月、祝日)、関西地方聖歌隊連合会(関聖連)が岡山県長島ハンセン病国立医療所の日本基督教団光明園家族教会を訪問して合同礼拝を行った。
1部礼拝は、崔朱里勧士(大阪教会)の司会で始まり、関聖連の「いつの日も主に感謝」 「날 살리셨네」を讃美した後、朴喜煥牧師(大阪教会副牧師)が「主のことばを聞け」(エゼキエル書37:1~10)という題で御言葉を取り次いだ。その後関聖連は、「매일 주만 섬기리라」の讃美をし、光明園家族教会会員である山岡憲一氏が「年を重ね小さな群れとなったが、多くの兄弟姉妹をお送り頂き親しく天国の交わりを共にするような思いで礼拝を共にできた」と篤き感謝のお祈りをさしてから、李恩順長老(布施教会)の祈り、朴牧師の祝祷で礼拝が終わった。
引き続き、森克之長老(大阪教会)の司会で、第Ⅱ部の交わり会が開かれた。先ず、家族教会の金地(かねじ)慶四郎長老により、2012年で家族教会100周年記念を迎えられたこと。そして現在、教会会員数は28人で、最後の一人となっても「世の終わりまであなた方とともにいる」(マタイ28:20)という御言葉を信じて、先に天へ召された兄弟姉妹達のことを覚えながら祈り、信仰を続けていると証しされた。
その後、金必順牧師(関聖連顧問/堺教会)より、この訪問礼拝と交流が始まった経緯と初参加者7人から、涙あり様々な感想が述べられ、「ふるさと」「赤とんぼ」を合唱し、金牧師の祈りで終わった。
プログラム終了後、森克之長老の事前検索と開催のタイミングにも恵まれ、今回、邑久光明園総合展示催し会場を訪問することとなった。そこでは入所者や職員180人による292点の作品展示物を見学した後、一同はバスに乗り、光明園家族教会会員である難波幸矢さんの見守りに助けられ、無事帰路に就くことができた。
今回、関聖連讃美を通して家族教会の方々と礼拝や交流を共にさせて頂き、貴重な訪問となった。この訪問礼拝と交流は1996年から始まり今年で18回目を迎えた。
(報告:宮脇盛人、大阪教会)