KCCJ関西地方会・UCCJ大阪地区
宣教協約締結30周年記念集会
9月28日(主日)午後3時から、在日大韓基督教会と日本基督教団との宣教協約締結30周年を記念して、「KCCJ関西地方会・UCCJ大阪地区」との合同礼拝が、大阪教会で開催された。
この合同礼拝は、奏楽者、司会者、聖餐司式、聖書朗読、聖餐奉仕者などを両教団から奉仕者を出し合い、共に礼拝の恵みを分かち合った。一木千鶴子牧師(高石教会)の司式で、関西地方聖歌隊連合会の特別讃美の後、館山英夫牧師が「幸あれ、主を畏れる人」という題で説教した。館山牧師は、説教の中で、両教団のこれまでの宣教協力の歩みを振り返りながら、今日の日本の社会問題になっているヘイトスピーチに見られる排外的差別行為に対する日本側の責任を語った。
引き続き、証しの時間では、辛基一執事(堺教会)が、在日2世として大阪で過ごした教会生活について述べた。その後、金必順牧師(関西地方会会長、堺教会)の司式で聖餐式を執り行った後、梁炯春牧師(引退牧師)が祝祷をして礼拝を終えた。
礼拝後は、関西地方会の行事である「御言葉と讃美のフェスティバル」で優勝した平野教会の聖歌隊による特別讃美を聞きながら交わりの時間を持った。
参加者は190名を超え、日韓教会の今後の交流を通して、宣教協約締結の内実を促進するような盛会となった。
この日の席上献金は、「外国人との共生をめざす関西キリスト教連絡協議会」(外キ連)に渡された。
(報告:金鍾権)