2017年で、創立90周年を迎える福岡教会が創立90周年記念行事を9月に無事に終了した。5月28日午後4時に、西南地方会の各教会から、また韓国から150名が集まり、感謝と喜びの「福岡教会創立90周年記念礼拝」を捧げた。また礼拝においては、李玉己勧士、金玟秀、金昌煜、廉文喆按手執事の任職式執り行なわれた。
そして、90周年を記念して、全教会員の霊的成長のため、ソウルから東橋洞教会の陰東星牧師を招請して「創立90周年記念特別伝道集会」を9月9日~10日に行い、全教会員がより強く信仰を固め、恵みの貴重な時間であった。
福岡教会は1923年、福岡市の吉塚で祈祷の集いとして始まり、1927年3月2日、正式に朝鮮耶蘇教会福岡教会として出発するようになった。戦争により困難な時期を経験しながら、1945年祖国の解放を迎え、帰国船に乗るために日本全国から集った数多くの同胞たちが、教会の近くの博多埠頭に集まり、その人たちのために奉仕活動をした。1946年、教会は残ったわずかの信徒と田永福牧師によって新しい出発をするようになった。
1961年に赴任した金徳成牧師の牧会時代に教会は第2番目の教会堂を建築し、李聖柱牧師の牧会時代、1985年に現在の教会堂を建築し、今日に至るようになった。
歴史の激浪の中で、神の導きによって、創立90周年を迎えた福岡教会は、これから100周年を向けて新しいあゆみを始める。感謝と喜びによって、新しい希望に生きる福岡教会のために皆さまにお祈りを求めるばかりである。