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<聖誕節説教> イエスと出会うクリスマス

掲載日 : [16-12-25]   照会数 : 1318




「イエスと出会うクリスマス」
(マタイによる福音書1:18-25/ルカによる福音書 2:1~14)

クリスマスに浮かんでくる思い出は、幼い頃の期待感と楽しさである。聖誕前夜には聖劇とキャロルソングで楽しんで、寒さの中で聖誕の知らせのソングを歌いながら家々を歩き回った記憶が今にも心を暖めてくれる。

クリスマスはキリストに捧げる礼拝を意味する。イエスの誕生の話は、マタイとルカが記録している。マタイはイエスの誕生についてつぎのようにいう。母マリヤはヨセフと結婚する前に、聖霊によって身ごもった。ヨセフは、神の教えを堅く守る人だったので人前にマリヤに恥をさらさないようひそかに縁を切ろうとした。しかし天使が夢に現れて言った。「ためらわないでマリヤと結婚しなさい。マリヤは聖霊によって身ごもったのだ。彼女は男の子を産む。その子をイエスと名づけなさい。この方こそ、ご自分を信じる人々を罪から救ってくださる。このことは神が預言者を通して語られた、次のことばが実現するためだ。『見よ。処女が身ごもって、男の子を産む。その子はインマヌエル「神が私たちと共におられる」と呼ばれる。』目が覚めるとヨセフは、天使の命じたとおり、マリヤと結婚した。しかし、その子が生まれるまでは、マリヤに触れなかった。そして、生まれた子をイエスと名づけった。

イエス誕生は神がなさった事であるとマタイははっきり言っておく。ヨセフとマリヤは御言に従順した。神のみ旨は心で受け入れて従順する者によって成し遂げられる。そして、イエスがこの地に来たのは御民を罪から救うためである。人類に神の御旨を教え、それに従って生きるようにイエスは来られたわけだ。インマヌエルは目に見えない神が、御子イエスを通して我々にはっきり分かるように見せてくださること。だから、我々はイエスを通して神と出会う。罪によって閉ざされていた神との関係を回復するためにイエスはこの地上に来られた。

イエスの処女誕生と復活は大事である。何故ならばすべての人間は生まれと死で地上では終わるからだ。イエスの誕生以前に処女誕生があり、死以後には復活がある。それは創造主である神の神秘的な能力によることを示す。誕生と死、全ての人間の営みがイエスの中に含まれている。イエスの処女誕生と復活は絶えず攻撃を受けているが、それに対して聖書は一言も説明していない。その事実を受け入れられるとき神の神秘と能力の内に入ることができる。世を愛する神の摂理はイエスを主として信じ、見上げ、受け入れ、そして、従うことによって成し遂げられる。そのイエスを信ずる時に、神が私たちと共におられるインマヌエルの生を生きることができる。それは神の内に味わう平安と喜びの生である。

ルカはクリスマスについて次のように言う。ヨセフは最初の住民登録のため、ユダヤのベツレヘムへ行った。そこで婚約者のマリヤは初めての子を産んだ。彼女はその子を布でくるみ、飼葉桶に寝かせた。宿屋が満員で、泊めてもらえなかったからである。その夜、町はずれの野原では、羊飼いが羊の番をしていた。そこへ突然、天使が現れ、主の栄光があたり一面をさっと照らした。これを見た羊飼いたちは恐ろしさのあまり震え上がった。天使は言った。「こわがることはありません。これまで聞いたこともない、すばらしい出来事を知らせてあげましょう。すべての人への喜びの知らせです。今夜、ダビデの町(ベツレヘム)で救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。布にくるまれ、飼葉桶に寝かされている幼子、それが目じるしです。」するとたちまち、さらに大ぜいの天使が現れ、神をほめたたえた。「天では、神に栄光があるように。地上では、平和が、神に喜ばれる人々にあるように。」

イエスがこの世に来たのはどの時代よりも暗闇の時代である。律法と世俗権力が支配していた不安と恐怖の時代であった。特に産婦を受け入れる宿がないくらい世のことで忙しく主に向かう心の余裕がなっかた。結局、馬小屋で赤ちゃんを産んだ「これは旅館に居場所がなかったからである。」というが、愛も信仰もない当時のユダヤ社会の偽善的、利己的な状況を表わしている。ルカは、そのイエスを迎えたのは羊飼いだと伝える。クリスマスの話の中で羊飼いたちはあまり美化されてきた傾向があった。当時の羊飼いは社会的、経済的に下層民に属する。にもかかわらず彼らにイエスの誕生が知らされる。天使は言った。「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。

イエス・キリストの誕生を準備しながら、神がその事件の主人公で選択した人々は、低い者たちであった。地上で人類の救いの歴史的なクリスマスの話は、みすぼらしい牛舎で開始された。その牛舎が人類史上、神の臨在が最も強くあらわれたところであったことを覚えなければならない。二千年前、この地上で最も低い所に来たイエス、私たちもそのように低いところに、ルーザーが隠れた所に訪ねて行かなければならない。その時、そこで、救い主イエスと出会える。ィマヌエル!


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