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感謝の百年、希望の百年。すべての事について、感謝しなさい。(テサⅠ5:18)


協力関係活動

<熊本たより>

掲載日 : [16-08-08]   照会数 : 8837




熊本被災地支援活動報告
在日大韓基督教会熊本教会牧師
エルピスくまもとセンター長 金聖孝

10月28日、4ヶ月半にわたる御船町スポーツセンター避難所でのドリームカフェ(週3日)は最後の日を迎えました。今まで定期的に参加してくれたボランティアと避難所の住民、そして仮設住宅に移られた人々と共に「上を向いて歩こう」を歌って涙の閉店となりました。

今後は仮設住宅でのカフェを開催していきますが、その前に11月5日の秋まつりにドリームカフェを出店することになりました。

御船町スポーツセンターの秋まつりにドリームカフェでは、お得意のコーヒーと子どもと大人向けの二種類のくじ引きを企画しました。子ども向けは釣り糸のようなものを引っ張り上げると景品が持ち上がるという代物で、大人向けは東北教区エマオから送られてくるコタツと布団セット26個、電気カーペット9個という豪華なくじ引き(申し込み制)を企画しました。

スポーツセンター内ではカフェの中で作られたマイ箸、ビーズ細工等が展示され、体育館内では避難所生活の段ボールのベッドや着替えブース、新聞の展示などがしてありました。がらんどうとなった避難所跡を見て、改めて、地震後半年を過ぎたことを思わされました。

まつりにはカフェの常連さんだった方々が手作りの花束をもって来て下さったり、「ありがとう。あなたたちから勇気を頂いたから!」と言って贈り物を下さったり、「仮設住宅も悪くないよ」と笑顔で話して下さる方、「やっぱりここのコーヒーがおいしい」と言ってくれる方、みなさんの温かい言葉にこちらこそ勇気と力を頂きました。

私たちは避難所でカフェをしている間、避難所の住民が仮設に移られる時の引っ越しの手伝いをしてきました。8月くらいから依頼があり、10月がピークで20件を越える引っ越しを手伝いました。それも、全壊や大規模半壊、長期避難地域で立ち入り禁止のところなど、社協やNPOのボランティア団体の入らないところが多かったので大変感謝されました。

今後は御船町と益城町の仮設住宅を中心にカフェの開催をしていきます。 被災者支援は息の長いものです。今後とも、ご支援をよろしくお願いします。


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