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総会のお知らせ

2013年 在日大韓基督教会 全国教役者研修会

掲載日 : [13-06-17]   照会数 : 7045




去る6月17日(月)から19日(水)まで、教育委員会主催で、「韓国基督教会歴史探訪」と題して、韓国の龍仁韓和リゾートにおいて全国教役者研修会が開催された。

開会礼拝は、教育委員長である李聖雨牧師(明石教会)の司会で、金武士牧師(大阪西成教会、総会長)は、「主が耳を傾け、聞かれたことば」(マラキ書3:13-18)と題して説教した。金牧師は、「教役者は神に仕える者である。人々に失望されても、また教会員がどんな人であっても神さまにつながっていれば、み言葉を成就してくださる」と言い、「自分は、教会での行政と行事の力は全くないが、教会員と共に聖書を学ぶことは大きな喜びである」と告白した。それで、「教役者は、各自にそれぞれ与えられた賜物を大事にして、神さまのメッセージを正しく語り、交わることができるようにして行こう」と述べた。最後は、崔正剛牧師(博多教会)の祝祷で終わった。

礼拝後、金明均牧師(教育部書記・福岡中央教会)と呉寿恵主事のよってオリエンテーションがあった。夕食は、大韓イエス教長老会(統合)の慶幾老獪からの交流会を兼ねて接待を受けた。その後、曺泳石牧師(盤石教会)の司会で、主題講演がはじまった。まず、金永柱牧師の祈りの後、李聖雨牧師が講師を紹介した。講師である李漢洙教授(総神大・新約学)は、「十字架、世の変化された意味(십자가, 세상의 변화된 의미)」(ヘブライ書13:12-16)と題して牧会者のようなたから強い講演をした。 まず李教授は、ヘブライ信徒への手紙を通して、初代教会の発生から発展と成長過程においての唯一信仰の論争と戦いなどについて歴史と聖書を踏まえて詳しく述べた。そしてユダヤ人たちは、キリスト者への迫害によって外に逃れることになり、エルサレム神殿中心の信仰から変わって行ったことを確認した。それによって、神さまの臨在の場所が限定的な所からどこにもおられることが分かった。神さまの臨在の場所が変わったのである。「門の中に閉じ込められていた神さまが外にもいることを知ることによって、祭儀も変わって行った。それが讃美と善行である。どこにもおられる神さまを信じ、臨在を確認し合って生きる信仰が大事である」と述べ、教役者たちに多くの感銘を与え召命を再確認させた。 講演後は、一同が心を合わせて声を出しながら祈った。初日は、関東地方会の祈りの当番だったため、許伯基牧師(つくば東京教会)が日本語で祈りを、金海奎牧師(東京教会)が韓国語でそれぞれ祈りをしてから一日目が終わった。

二日目は、朝食後は記念撮影をして、雨の中で現場見学を行った。まず、韓国基督教殉教者記念館へ行った。そして、韓国最初の自立教会を復元した(総神大ヤンジキャンパス)松川(ソレ)教会と総神文巣基督教博物館を見学した。昼食後は、ソウルにある揚花津外国人宣教師墓地と記念館、そしてカトリック教会の殉教聖地である切頭山記念館を訪問した。夕食後は、各委員会と総幹事の報告があり、全聖三牧師(布施教会)の司会で、個々人が一人ずつ前に出て自己紹介や研修会の感想などをすることにより、教役者たち同士で大きな交わりにつながった。その後、前日と同じく一同が心を一つにして切実に祈った。そして、権寧国牧師(福岡教会)が代表して祈って二日目が修了した。

三日目は、朝食後に、ソウルにあるソマン教会を訪問して、担任牧師からの挨拶と李サムエル牧師(ソマン教会宣教委員長)の教会案内後、教育館で趙重來牧師(副総会長・船橋教会)で閉会礼拝をした。金明均牧師(福岡中央教会)の祈りの後、李サムエル牧師がエレミヤ書20:7-11のみ言葉で、「宣教とは、そこで暮らすことである」と説教した。最後に、案内を担当した女性宣教会のメンバーによる祝福の讃美があった。 この牧師研修会のために、東光教会が2泊3日間バスと援助金を提供したし、京幾老獪と総神大とソマン教会は豊かな食事を奉仕した。また、今年の総会で教育部での奉仕を終える予定である呉寿恵主事に対して、教育委員会からの金一封を李聖雨牧師が感謝を込めて渡すことで、学びと見学の牧師研修会が恵みの中で終了した。(報告:編集部)


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