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地方会のお知らせ

2013年 関東地方会 諸職修練会開催

掲載日 : [13-02-16]   照会数 : 3307







2月17日(主日)午後4時半から東京教会では、教育部主催で関東地方会諸職修練会が開催された。講師は、1997年から大阪で、社会で捨てられた者、病んでいる者と共に、小さなアパートで共同生活をしながら教会を開拓し、彼らがイエス・キリストを信じ、洗礼を受けてから教会と社会で献身者になり、教会まで建築した働きをして来た金鐘賢牧師(浪速教会)である。

まず、曺泳石牧師(教育部長、盤石教会)の司会で讃美歌を歌った後、韓聖炫牧師(関東地方会会長、西新井教会)が開会祈祷をした。引き続き、金牧師は「信仰によって生きる人」(創世記22:7-14)という主題のもとで、諸職たちの献身と奉仕も大事であるが、最も大切なものは信仰であると強調しながら、信仰の祖先と言われるアブラハムの信仰と実践を照らしながら、ホームレス宣教の動機・過程・結果とともに、各教会での諸職としての役割について力説した。

金牧師は、アブラハムが本土・親戚・父親を離れて神さまの指示に従ったように、私たちもすべてのことを主に委ね、主に従う巡礼者として生きるため、「離れること」と「捨てる」ことが大事である。その例としてジョージミュラーの教えを行って来た。それは、「あすの糧食がなくても、今日救済する」、「現在、物質がない時にはひたすら祈る」、「財政が赤字になっても絶対にお金を借りない」ことである。

こうしたことを実践して来た結果、信仰を継承することができたのである。それで、父親であるアブラハムの信仰を見て育ったイサクも従順することが出来たので、今日のキリスト者の大きな課題は信仰継承であると訴えた。そうするとすべてを備えてくださる神さまの祝福を受けることができるのである。

最後に、金牧師の閉会祈祷後、東京教会で新しく勧士になった方々と多くの奉仕者たちが用意した夕食を共にしながら交わりをもって解散した。こうした働きは、在日大韓キリスト教会だけではなく、日本の宣教と伝道において新たなモデルを共有する貴重なものであるといえる。
(報告:編集部)

・김종현목사약력(金鐘賢牧師略歴)
1985年9月 韓神大学大学院神学科卒
組織神学専攻(Th.M)
1986年11月11日 韓国基督教長老会京畿老会で牧師按手
1983年2月~1997年5月 韓国教会で14年間牧会
1997年5月 在日大韓基督教会 関西地方会加入
1997年7月~現在 在日大韓基督教会 浪速教会開拓牧会
「愛の家」を設立し路上生活者への宣教支援活動
2009年5月~2011年5月 在日大韓基督教会 関西地方会会長歴任
現在 在日大韓基督教会 関西地方会 伝道部長
大阪キリスト教連合会 議長


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